この記事は、3人の英語育児をしてきた私の経験をもとに書いています。
私は長女が0歳のときからディズニー英語システムをつかって聞き流しを中心に英語育児をやってきました。
はじめて口にした英語は、「cat」「dog」だったと記憶しています。
0歳でまったく英語に触れていないとしても、3歳までなら英語育児に取り組み始めても全然遅くありません。
3歳までに英語の音を聞かなければ、”r” と “l” の差など、日本語では必要のない音が聞こえなくなるという説もありますが、はっきりわかっていません。
私の経験からみて、3歳までに英語育児を始めた方がいい理由は以下の5つ。
- 友達とのコミュニケーションがまだあまりできない
- 言語に対する先入観がない
- 親のいうことを素直に受け入れられる
- 音をまねる能力が優れている
- 言葉遊びや体をつかうことが好き
コミュニケーションが未熟なので、外で英語が口からでてしまって相手に伝わらなくても、なんとも思わないんですね。
☆1歳~3歳の英語育児のポイント☆
- 英語の音をたくさん聴かせる
- 絵本などでイラストと英語の音を結びつける
- 体を使った遊びをとりいれる
我が家では、1歳~3歳の時期にたくさんインプットをしていたおかげで、今小学生の長女は、耳と発音はすごくいいですよ。
具体的に何をしていたかをご紹介します。
1歳児におすすめの英語育児方法
1歳児は、まだ十分に言葉が発達していないので、日本語と英語の区別もついていません。
だいたい1歳半くらいになると、ほとんどの子が「まんま」「ワンワン」などの言葉を話せるようになります。
人が言っている簡単な言葉「ダメ!」なども理解できるようになります。
☆1歳児におすすめの英語育児法☆
- 歌ったり踊ったり、音楽をとりいれる
- 動物の鳴き声や乗り物の音を楽しむ
- (できれば)英語でたくさん話しかける
英語の話しかけは必須ではありません。
子供と英語の歌を一緒に楽しく歌うのが一番おすすめです。
動物や擬音語を学べる絵本を活用すると、たのしく英語育児できます。
おすすめの英語絵本は以下の二つ。
「Down in the Jungle」は、洗濯物を洗う音「rub-a-dub rub-a-dub」など音楽に合わせて音を楽しめる絵本です。
「Old Mcdnalds had a farm」は動物がたくさんでてくる絵本。歌に合わせて動物の鳴き声を楽しめます。
もっと知りたい人はこちら→【英語苦手な人の英語育児の始め方】子供と一緒に歌えるおすすめ英語の歌
2歳児におすすめの英語育児方法
2歳になると、「パパ、ばいばい」などの2語文を話せるようになってきます。
たくさん話せるようになってきますが、あごや舌の発達が不十分なので、何をいっているのかわからないこともしばしば。
大人のいうことはだいたい理解できるようになっています。
日本語でも言葉の言い間違いがかわいい時期。
しかし、たくさん言葉を話してほしいあまり、促しすぎたり指摘しすぎたりすると、自信を失って言葉がでなくなることもあるそう。
また、イヤイヤ期といわれる時期なので、親の期待どおりに動いてくれないことがよくあります。
☆2歳児におすすめの英語育児方法☆
- たくさんほめて、たくさん笑わせる
- 絵本をたくさん読んであげる
- 子供が嫌がるときは無理強いしない
ほめるのは普段つかいなれている日本語のほうが感情がこもって子供の心にとどきます。
英語のほめ言葉を使いたいときは、何度も練習して感情とともにいえるようになってからにしましょう。
「ヘンリーおじさんの英語で子育てができる本」は、親が子供に話しかけたいやさしい言葉がたくさんあります。ほめ言葉も満載ですよ。
2歳児はいろんなことに興味を持つ時期。
絵本や英語図鑑などを活用して、たくさんの英語に触れさせてあげましょう。
「Oxford Children’s Picture Dictionary」 イラストがかわいいく、「公園」など場面ごとにまとまっているので、親子で楽しみやすい英語辞典です。
新しくなった「アルクのえいご絵じてんSUPER」もおすすめです。
「Oxford Children’s Picture Dictionary」はCDがついていますが、すべての単語を発音してくれるものではありません。
親が英語の発音に自信がない場合は、音声ペン付きの絵辞典で子供と一緒に遊び感覚で英語を身につけるのがおすすめです。
『音声タッチペン付き アルクのえいご絵じてん SUPER』公式ページはこちら
3歳児におすすめの英語育児方法
3歳になると、心も体もずいぶん発達します。語彙数は日本語でも英語でも1000語程度と言われています。
英語なら「I wanna eat. I’m hungry.」
日本語なら「なんか食べたい。おなかすいた。」
主語・述語の文で話すことができ、かなりコミュニケーションができるようになってきます。
また、「これなに?」から「どうして?」がでてきて、物事の順序を理解することもできます。
手先も運動能力も発達していくので、できることの幅も増えてきます。
☆3歳児におすすめの英語育児方法☆
- 洋書絵本を一緒に楽しむ
- タブレットなどの英語アプリで遊ぶ
- オンライン英会話などで外国人と話す機会を作る
洋書絵本を楽しもう
理解力が身についてくるので、洋書絵本でもストーリーが楽しめるものがおすすめです。
3歳くらいの子が楽しめるストーリーで王道はペッパピグ(Peppa Pig)。
Youtubeでも無料でアニメが観られますよ。
https://www.youtube.com/user/theofficialpeppa
外国人と交流しよう
お話が上手になってくるので、地域の交流会に参加して、外国人と交流してみましょう。
勇気のない方は、オンライン英会話を体験してみるのもおすすめ。
参考:【家族でアカウント共有可能!】子供専門オンライン英会話リップルキッズパークの体験談
タブレット学習を取り入れよう
手先が器用になってくるので、タブレット学習をとりいれるのもおすすめ。
親がついていなくでも、子供一人で学習が進められるのが利点です。
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英語育児で日本語の発達が心配な方へ
英語育児をしていると、日本語の発達が遅れる、という話をよく聞きます。
結論として、英語育児が原因で日本語の発達が遅れるということは通常はありません。
私の3人の子供たちも、健診でことばの発達遅れを指摘されたことはありません。
しかし、ことばの発達には個人差がかなりあるので、自分の子供が人よりもことばが遅いと心配して「英語育児をしているからかもしれない」と悩んだり、人から指摘されたりするかもしれません。
保健師さえも、そういう方がいます。
英語育児をしてことば(日本語)が遅れるのは、家庭で完全に英語でしか通じない環境の場合が考えられます。
また、家庭で日本語と英語を入り混ぜて話すと、どちらの言語で話されているか混乱することがあり、発達が遅れることがあるようです。
しかし、両親が日本人で、どちらか一方でも日本語を話し、日常生活で日本語をつかっていたら、日本に住んでいる限りは、どれだけ英語のシャワーを浴びせても日本語に傾いていきます。
それでも、もしことばの遅れを指摘されたら、援助が必要な場合は素直に受け止めることです。英語育児とは異なる別の障害があるかもしれません。
まとめ~無料素材も上手に使おう~
1歳から3歳は言葉の上達スピードがとても速いんです。
インプットしたことをそのまま口に出すので、英語の発音を身につけたいなら、3歳までの時期に英語にたくさん触れさせましょう。
10年以上英語育児をしてきた長女が一番英語に触れていたのは1歳~3歳のとき。
楽しくやってきたおかげで、長女は英語が大好きになりましたよ。
小さいころからバイリンガルを目指したいのなら教材を買うのが早いですが、金銭的に余裕がなくても大丈夫。
ネット上には無料の素材もたくさんあるので、上手に取り入れましょう。