- 今よりもっと英語を話せるようになりたい
- ネイティブレベルをめざしたい
SNSやブログなどで「これをやって英語ができるようになりました」と聞けば、やってみたくなりますよね。
洋書多読や海外ドラマ、英語力を上げた人がやっていたとなると、すぐに成果がでそうな錯覚が起きます。
この記事を書いた時点の私の英語力はTOEIC820点。
もちろん、TOEICだけでは測れない英語力もありますが、私は主に多読で英語力を身につけました。
しかし、多読だけでは上達しない部分もあり、オンライン英会話など、さまざまな勉強法を組み合わせて英語力アップを目指しています。
今回、英語学習者ならだれでもやったことがありそうな10の学習法をあげました。
- NHKラジオ講座
- ポッドキャスト
- 英文記事多読
- 洋書多読
- 海外ドラマ
- 洋楽
- 2分間スピーチ
- 英語で独り言
- 英語で日記を書く
- オンライン英会話
それぞれにメリット・デメリット、向き不向きがあります。
どれも体験済みですが、私が一番続いているのは、多読とオンライン英会話。
英語学習はインプット→アウトプットが大切!
オンライン英会話は実際の会話でアウトプットできるので、必ず取り入れることをおすすめします。
1, NHKラジオ講座
中高生のときはよく聞いていました。
大人になってからも、「村上春樹を洋書で読む」といった自分の興味のある講座は聞いてました。
☆NHKラジオ講座のメリット☆
- 毎日決まった時間に聴くので学習習慣がつく
- 素材がよい
- 講師がすごい
- 講座の種類が豊富
- コスパがいい
1冊500円前後という安さと、中学レベルの「基礎英語」から、難易度の高い「実践ビジネス英語」までラインナップが多数あり、自由度が高いのが魅力。
☆NHKラジオ講座のデメリット☆
- 毎日聴くだけでは上達しない
- 自分のレベルに合わないと続けられない
NHKラジオ講座で英語を身につけるには、復習が大切。
1回の講義は15分ですが、復習に1日2時間以上、1年以上は継続しましょう。
2, ポッドキャスト
英語学習系のポッドキャストはたくさんあります。
これまではiPadしかなかったのですが、グーグルポッドキャストもできて、より手軽に聞けるようになりましたね。
☆ポッドキャストのメリット☆
- 家事やドライブ中に聴き流しすることができる
- リスニング力が身につく
- 英語学習系は耳から学習することができる
家事などの作業中も耳だけは空いています。
ポッドキャストで上手に時間を使うことができます。
☆ポッドキャストのデメリット☆
- ある程度リスニング力がないと聞き取れない
- スクリプトがない場合が多く、聞き取れないときの復習ができない
普段のインプットがあってこそ効果があるもの。
ポッドキャストは耳が空いているときの聞き流し用に利用しましょう。
3, 英文記事多読
英文記事はネット上で無料で気軽に読めるので、リーディング力を鍛えたい人にはおすすめです。
ニュースにでてくる語彙は試験でもよくでてくるので、、自然と試験対策になりますよ。
☆英文記事多読のメリット☆
- 試験対策になる
- スマホあがればいつでも気軽に取り組める
- 1記事が適度な長さなので続けやすい
問題意識をもって記事を読むと、幅広い分野で自分の意見を述べることができます。
☆英文記事多読のデメリット☆
- 興味のない話題だと読むのが苦痛
- 日本語訳がない場合が多く、理解できないことがある
英文記事多読は、一日一記事を目安に毎日コツコツ読み続けると慣れてきます。
日本のニュースと関連した英文記事を読めば、理解しやすいでしょう。
4, 洋書多読
本を読むのが好きな人は、洋書多読がおすすめです。
簡単な表現から徐々にレベルアップしていくリーダーズも多数あるので、「リーディング力を鍛えたい」という方にはおすすめです。
☆洋書多読のメリット☆
- 単純に楽しいので継続できる
- 「英語を英語で理解する」感覚がわかるようになる
- 知らない単語も意味を推測できるようになる
読書が好きな方はおすすめです。物語に入り込めれば、読書がどんどん進みます。
☆洋書多読のデメリット☆
- 語彙力を上げるには精読が必要
- 発音がわからないとリスニング力につながらない
- お金がかかる
多読は、知らない単語もできるだけ辞書に頼らず読み進めるのがルール。きちんとした英語力を身につけるには、文法力と語彙力を別の勉強法で獲得しましょう。
洋書多読は、100万語を目指すのが目標です。
はじめは簡単な本から始めるので語数は伸びませんが、難易度が上がるにつれてどんどん増えていきます。
語数をカウントするのもモチベーションアップにつながりますよ。
5, 海外ドラマや洋画
SNSなどでネイティブ並みの英語力を披露している人は、海外ドラマで学んだ、という方が多い印象です。
☆海外ドラマや洋画で英語学習するメリット☆
- 好きな登場人物になりきって楽しめる
- 動画配信サービスを使えば手間もお金もあまりかからない
- ネイティブが使う自然な表現が身につく
- リスニング力が鍛えられる
本などで学んだ単語や表現を、実際の場面でどのように使われているのかがわかるので、定着率がすごいです。
☆海外ドラマや洋画で英語学習するデメリット☆
- 何度も同じシーンを観る必要があるので飽きてしまう
- ストーリーに入り込みすぎて学習せずに次々観てしまう
- 訛りやスラングが多く、普段使いに不向きな表現もある
6, 洋楽
歌うのが好きなら洋楽がおすすめ。
英語独特のリズム感が身につくので、スピーキングのときの口のまわりがよくなります。
☆洋楽で英語学習するメリット☆
- 英語のリズム感が身につき発音がよくなる
- 瞬発力がつく
- 気分転換になり楽しい
子供が言葉を学ぶのも、歌から覚えることが多いですね。
☆洋楽で英語学習するデメリット☆
- 歌うだけ、聴くだけでは身につかない
- スラングや意味のない言葉が含まれていることがある
洋楽で英語学習するのなら、歌詞の意味を理解しながら歌うのが大切です。
1曲完璧に歌えるようになれば、いつでもどこでも口ずさめるので、他の学習法と組み合わせて取り入れるのをおすすめします。
7, 2分間スピーチ
2分間英語で話し続ける訓練をすると、スピーキング力がかなり上達します。
はじめは数十秒からでいいですが、とにかく2分間英語だけで話し続けるというのが大切です。
☆2分間スピーチのメリット☆
- 無料で英語をアウトプットする練習ができる
- 確実にスピーキング力が上達する
- 各種英語試験の練習になる
2分間、英語で話し続けるというルールだけ。
テーマは日々の出来事や、新聞記事などを題材にして自分の意見を述べる、というのでもOK。
☆2分間スピーチのデメリット☆
- 話す内容を考えるのが面倒
- 心理的な負担が大きい
- 間違いを指摘してもらえないので上達したかどうかわからない
2分間スピーチはできるだけ毎日行うことをおすすめします。
録音や録画をしておくと自分の発音や表現の間違いをチェックすることができ、上達の記録にもなりますよ。
また、少しハードルが高いですが、SNSに投稿することで、訂正してもらえることもあります。
8, 英語で独り言
普段日本語で考えていることを英語でつぶやく方法です。
仕事や家事・育児でまとまった時間がとれない忙しい方におすすめです。
☆英語で独り言のメリット☆
- 日常英語表現を覚えることができる
- 意外としらない単語を発見できる
- スピーキング力があがる
隙間時間をつかってできるので、忙しい人にはおすすめです。
☆英語で独り言のデメリット☆
- 言葉がでてこなくて落ち込んでしまう
- 「わからない」と思ったときにすぐに調べられず忘れてしまう
- 家族がいるとやりにくい
独り言は実際に声に出す方が断然いいのですが、家族がいる場合は、心の中でつぶやく方法でも大丈夫。
なかなかスイッチが入らない場合は、「今から5分間英語でつぶやく」と決めてもよいでしょう。
9, 英語で日記を書く
毎日のできごとを日記で書く練習をすると、ライティング力があがります。
方法は、ブログ・SNS・スマホのメモ帳・紙の日記帳など、自分が書きやすいものなら何でもOK。
☆英語で日記を書くメリット☆
- 単語のスペリングを学べる
- 文法の再確認ができる
- 語彙を増やせる
スピーキングのときには気づかなかった文法ミスを発見することができ、正しい英文を使う意識ができます。
書いたことを2分間スピーチや英会話の題材にすると、一石二鳥です。
☆英語で日記を書くデメリット☆
- 微妙な表現間違いは添削してもらわないとわからない
- 毎日同じことばかり書いてしまい上達しにくい
「今日のできごと」と「感想」のような簡単なことでいいので、毎日書くのがおすすめです。
SNSで発信してコメントをもらうと、よりモチベーションもあがるし、添削してくれる可能性もありますよ。
10, オンライン英会話
英会話を学ぶなら、実際に英語で会話するのが一番。
いくら一人でスラスラ英語がでてきたとしても、実際の会話では意外と話せなかったりします。
☆オンライン英会話のメリット☆
- 格安で外国人から英語レッスンを受けられる
- 実際の会話で表現力が身につく
- 外国人と話すのに慣れる
英語で会話することに慣れるのが大切。
実際の会話では相手の英語を聞き取り、すぐに返答しなければいけないので、英語学習の効果を試す場にもなります。
☆オンライン英会話のデメリット☆
- ただ毎日話すだけでは上達しない
- 心理的なハードルが高い
オンライン英会話は、最低1時間以上の予習と復習をこなしつつ、毎日英会話すると1年くらいでかなり話せるようになります。
「話せる」レベルは人それぞれですが、ネイティブ並みの会話力を目指したいなら、もっと時間をかけましょう。
まとめ~英語勉強法を組み合わせよう~
英語の勉強法はたくさんありますが、自分に合ったものを少しずつ取り入れて、
- 毎日やること
- 隙間時間にやること
を決めておくと継続しやすいですよ。
毎日まとまった時間にやることを決め、その中で定着させたい表現を隙間時間で使うようにすると効率がいいですよ。
1、毎日やることの優先順位を決める
- NHKラジオ講座
- 英文記事多読
- 英語日記
- 2分間スピーチ
- オンライン英会話
たとえば、以下の流れで取り組むと、効率よく身に付きます。
- 英文記事を読む or NHKラジオ講座を聴く
- その内容を英語日記で書く
- 同じテーマで2分間スピーチする
- 同じテーマでオンライン英会話する
2、隙間時間でやることの優先順位を決める
- ポッドキャスト
- 洋書多読
- 洋楽
- 海外ドラマ
- 英語で独り言
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