英語多読が続かない3つの問題点とマジックツリーハウスをおすすめする理由

英語多読は、多くの英語本をたくさん読むことで英語力を上げることです。

 

やり方は、辞書なしである程度読める難易度の洋書からはじめて、徐々にレベルをあげていくという方法です。少し難しいと感じたら、やさしいものに戻っても大丈夫。

 

しかし、多読を続けよう!と意気込んだのに挫折した経験がある方は多いのではないでしょうか。

 

ここでは、主な3つの問題点と、その問題を解決するためにマジックツリーハウスをおすすめする理由をお伝えします。

英語多読が続かないのはなぜか

英語多読は私も何度か挑戦しながらも、挫折しました。挫折しながらも続けることで、何もしないよりはましですが、多読の目標とされる100万語まではぜひとも続けたいですよね。

 

なぜ多読が続けられないのかを考えた結果、以下の問題点が浮かび上がりました!

予算がかかる

多読は簡単に読める英文の本から徐々に難しい本に移行していきます。簡単な本はページ数が少なく、文字も大きく、あっという間に読み終わる量です。

 

はじめはこれくらいがストレスなくていいのですが、このような薄い本でも1冊500円ほどはします。

 

多読入門におすすめのORT(Oxford Reading Tree, オックスフォード・リーディング・ツリー)も、とても読みやすいのですが、1冊500円以上し、ステージ1から9までそろえようと思えば10万はかるく超えます・・・

 

ちなみにステージ9まで全部よんでだいたい7万語。多読の目標といわれる100万語まで到達するのに一体いくらかかるのやら。 金銭面で続かなければ、当然多読も続きませんね。

 

もし恵まれた環境にいるのなら、図書館で英語多読用の本を借りることができます。ただ、図書館で借りるのも問題があり、シリーズものだと続きが他の人に借りられていて、一気にモチベーションがさがるということも・・・

次に読む本を探すのに時間がかかる

予算のことも考えると、できるだけ購入に失敗したくないため、ネットで検索して複数のレビューを閲覧したりと、時間をかけてじっくり選んでしまいますよね。

 

内容だけでなく、難易度も重要です。簡単すぎてもつまらないし、難しすぎて読むのに時間がかかりすぎるものは多読に向いていません。自分のレベルに合った本を選ばなきゃいけないのも大変!

 

本の内容、難易度などいろいろと考えて選ぶ時間が非常にもったいない!この間に1冊読めるのに・・・

おもしろくない本を選んで挫折

多読用につくられたリーダーズがあるのをご存知ですか?

 

ペンギンリーダーズ(Penguin Readers)とか、オックスフォードブックワームス( Oxford Bookworms)が有名ですが、レベルがわかりやすく、内容も多種多様です。本を探す時間短縮のために、まとめ買いしやすいことも。

 

多読初心者にはおすすめですが、中にはストーリーがおもしろくないものがあったり、好みでないと、読む気になれずに放置、ということがあります。

 

多読用の洋書ってあまり普通の本屋さんに売っていないので、中身をみて選ぶことができません。そこが難しいですよね。

マジックツリーハウスシリーズをおすすめする理由

「マジックスリーハウス」シリーズをご存知ですか?

 

ネット上の評判がよく、買うか躊躇していました。最近引っ越して、運よく近くに洋書多読コーナーのある図書館があり、そこで「マジックツリーハウス」を目にすることに!これが本当によくできていると思うのです。

マジックツリーハウス(Magic Tree House)について

作者はアメリカのメアリー・ポープ・オズボーン(Mary Pope Osborne)という方で、日本語版では食野雅子さんが翻訳されています。

 

主人公は、本が大好きで石橋をたたいて渡るタイプのお兄さん「ジャック」と、頭で考える前に体が動いちゃうタイプの妹「アニー」です。ツリーハウスの魔法の力で時空旅行をする冒険物語。

 

この本のおすすめポイントは、性格の違う男女の兄弟が主人公なので、子供が読むにしても男女問いません。そして、時空旅行という点でも、様々な国の文化や環境問題に触れることができて、お勉強になります^^

 

ドラえもんが好きだった方ははまるでしょう!(私も子供のころ、ドラえもん全巻制覇しました(笑))

マジックツリーハウス(Magic Tree House)が多読におすすめの理由

ストーリーがおもしろいことはもちろんですが、英文自体は小学生を対象としており、比較的簡単です。

 

文法も複雑なものはなく、読みやすいと感じます。アマゾンでは9歳~12歳対象と書かれていますが、本好きな小学校低学年なら十分読めるように思います。

 

1冊の語数は、だいたい5000字前後から6000字前後で、ほどよいボリュームがあります。YLは2.4~3.4です。28巻まで読むと、全部で15万語くらいになります。

 

1話完結型ですが、だいたい4冊ごとに共通したシリーズになっているようです。その点から、どこから読み始めても大丈夫です。もちろん、はじめは1話から読むのをおすすめしますけどね。

 

はじめの1巻から28巻まででストーリーは一区切りするのですが、29巻以降では、また別の物語がはじまり、ボリュームも増えます。ここまで進むとかなり英文を読むのに慣れると思うので、その後のストーリーも楽しめると思います。

 

さらにおすすめポイントは、音読CDも売られていることです。聴き読みをすれば、リスニング力も鍛えられます。

 

英語力に自信がない場合は、日本語版でストーリーを頭に入れてから読むのもよいですね。この点では、日本語読書に慣れた子供の洋書読書におすすめかもしれません。

 

値段は、1冊700円ほど。28巻セットも売っています。

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Kindle版なら、17000円ほどで手に入ります。Kindleなら、辞書機能があるのでわからない単語があっても立ち止まらずに読むことができます。覚えておきたい表現をデジタルでメモすることができるので便利ですよー!

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Kindleか紙かは好みにわかれるかもしれませんが、英語育児をするなら、紙の方を買って本棚に並べて子供にアピールするのがおすすめです。

 

CDは、4巻にわけてあるようです。

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ちなみに、オーディブル会員になると、無料で聴けるようです!こちらのバナーから無料でお試しできますよ!

マジックツリーハウス読める?

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これは、5巻の「Night of the Ninjas」の中の1ページです。

 

文字が大きくて読みやすいんです。(影がうつって読みにくくてすみません・・・)これが難しいと感じたら、前述のリーダーズの中でもう少し簡単な本を選んでください。多読に悩んだら、こちらの本が役立ちますよ♪

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マジックツリーハウスにはまったころには、洋書を読むのにかなり慣れてきた証拠です。どんどん気になる洋書に挑戦して、多読をすすめていきましょう!

 

Kindle端末があれば、無料&格安で洋書を読むことができます。多読に必須のアイテム!こちらの記事で詳しく紹介しています。

英語多読をするならKindle端末で!無料・格安で洋書を手に入れよう

 

英語多読がなかなか継続できない方は、こちらの記事も参考にしてください。

英語多読を習慣化する方法!2つのおすすめサービス併用で必ず身につく!

 

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