- 英語育児をどうやって始めたらいいかわからない
- 英語育児をしたいけど3歳を過ぎてしまった
- 小さいころは英語だったのに英語を話せなくなってしまった
自分の子がバイリンガルになってほしいと英語育児に取り組む家庭が増えています。
長年、英語育児を続けていると、年齢に応じて悩みがかわってきます。
私も上の子が0歳のときにディズニー英語システム(DWE)を購入しバイリンガルを夢見ていましたが、成長とともに様々な困難が。
幼児期はネイティブ並みの発音で話してたわが子は、小学生になり日本語にひっぱられた発音になっていきました。
英語で言われたことはわかっているみたいだし、オンライン英会話でフィリピン人講師と会話できているので成果はあったのかもしれませんが、バイリンガルには程遠い。
英語育児について悩んでいる方へ、英語育児歴10年の私の経験から、年齢にあった英語育児の取り組み方をお伝えします。
必要以上に悩まず、あせらず、楽しく英語育児ができることを願っています。
年齢に合わせた英語育児の取り組み方
バイリンガルとは、2つの言語を状況に合わせて自由に使いこなせることです。
日本人の両親のもとで日本で育った子供がバイリンガルになるのはかなり難しいこと。
しかし、取り組み方によっては、ある程度までめざすことができます。
年齢ごとにどのような取り組み方をすればよいのか解説していきます。
3歳までの英語育児の取り組み方
赤ちゃんは生まれた瞬間、もしかしたらおなかの中にいるときからママの日本語を聴いています。
簡単な言葉を話せるようになるのは1歳を過ぎてから。
3歳くらいには言葉の間違いがあるけどコミュニケーションが十分とれるようになります。
耳が発達している3歳までの子には、聞き流しが効果があります。
おすわりできるようになったら、CDつきの簡単な絵本を膝の上で読んであげるのも効果的。
☆3歳までの英語育児の取り組み方☆
- できるだけ英語が聞こえる環境をつくる
- CDつき絵本で英語音声とイラストを楽しむ
- 時々ママが英語で話しかける
もっと詳しく知りたい人はこちら↓
幼児の英語育児の取り組み方
幼稚園の年少さんに入るくらいの年齢になったら、親以外の友達と上手に関われるようになってきます。
「相手がどう思っているか」を想像できるようになり、日本語もかなり流暢に話せるようになります。
文字にも興味を持ちはじめ、簡単な単語も読めるようになってきます。
幼稚園などに通い始めると、多くの日本語に触れるため、英語を拒否することもあります。
しかし、耳から情報を得る能力はまだ優れていいます。新しいもの好きなので、1カ月ほどのサイクルで英語絵本などの教材を入れ替えると食いついてきます。
☆幼児の英語育児の取り組み方☆
- 聞いていなくても英語音声をかけ流す
- 英語絵本や歌を活用する
- フラッシュカードなどで単語の意味がわかるようにする
- あきたら別の教材にかえる
小学生からの英語育児の取り組み方
小学生になると、学校でひらがなをはじめ文字を覚えてきます。
学校での授業を含め、日本語だらけの生活。
英語の聞き取りも苦手になってきます。
幼児のころよりは耳が衰えますが、大人と比べればはるかに耳がよいんです。さらに、文字が読めるようになるのは利点でもあります。
「読む・聴く」を英語学習にうまくつかえば一気に上達し、成長しても忘れない英語力を身につけられます。
☆小学生からの英語育児の取り組み方☆
- 簡単な洋書絵本を音声とともに読む(聴き読み)
- 音声を聴きながら読む
- 暗唱する
- 聴き読みした音声をかけ流す
初心者からの多読にはORT(Oxford Reading Tree)がおすすめ。
小学校高学年以上の英語育児の取り組み方
小学校中学年から高学年になると、正しい日本語が定着しています。
国語の知識に加えて「ローマ字」を学ぶので、英語の発音の妨げになってしまいます。
高学年になると、理解力があがるので、理論的に学べるようにしましょう。
特に発音は大切。「フォニックス」という英語の母音・子音の知識をつけたうえで大量の英語に触れましょう。
☆小学校高学年以上の英語育児の取り組み方☆
- フォニックスを学ぶ
- 簡単な洋書をたくさん読む(多読)
- 聴き読みする
英語育児失敗だと思うのはちょっと早い
「英語育児で子供をバイリンガルに!」と思って気合をいれている方に限って、失敗、と判断するのが早すぎます。
前述したように、小学校高学年になっても、英語育児を始められます。
英語で話をしてくれない
というのはよく聞く話。
これには理由があって、ママには日本語の方が通じるから日本語で話すだけ。
言葉を学ぶのはコミュニケーションをとるため。
いざ英語を話す人に出会ったとき、英語で会話できるんですよ。
こんなときは、オンライン英会話を試してみましょう。
英語を嫌がるようになった
これもよく聞く話。
英語に向く、向かないは関係ありません。
「英語を嫌がる」の裏返しには、英語以外のものに興味をもった、ということが考えられます。
興味が移り変わるのは子供にはよくあること。「これは英語、これは日本語」という区別をつけずに、
興味があるものを英語素材で取り組むのが効果的。
英語の授業が嫌いだといった
親としてはがっかりしますが、「英語の授業が嫌い」にはいろんな理由があります。
小学校の英語の場合、英語か簡単すぎておもしろくない、ということも考えられます。
中学校以上になると文法なども学ぶようになるため、小難しくなってきます。
授業の内容と英語が身についているかは別もの。落ちこぼれないためには自ら学ぶ力をつけていくのが大切です。
「自ら学ぶ力」を身につけるには、「やるかやらないかを自分で決めさせること」を日常的に行うのが大切。
まとめ~英語育児を成功させるには~
英語育児を成功させるには、英語に限らず、子供に外の世界への興味をもたせることです。
オンライン英会話は外国への興味をもたせるのにピッタリ。
ここで「じゃあ、もっと英語を勉強しなきゃね!」といってはいけませんよー。
家族の楽しいひとときが、子供の学ぶ意欲をかきたてます。
☆英語育児を成功させるポイント☆
- 外国に興味をもたせる
- 実際に外国人と会話する
- 英語と勉強を結び付けない
☆英語育児に失敗しないための3箇条☆
- 教えない
- 叱らない
- 無理強いしない
子供専門の英会話教室なら上手に子供をリードしてくれます。
親も一緒に取り組むとさらに効果抜群。親子で取り組めるオンライン英会話を活用しましょう。
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