今や小学生から教科化されるという話で、英語育児は注目されています。しかし、
と考えていませんか?
英語を音のままで理解できる赤ちゃんの時期を逃すのはもったいない!
赤ちゃんの時期から英語に触れるメリットは
- 赤ちゃんは言葉を覚えるとき、耳から入ってくる音からインプットする
- 3歳以上になると日本語以外の音領域が聞こえにくくなる
- 文字を覚えると、ネイティブのような発音を身につけるのがより難しくなる
そのため、できるだけ小さいころから英語を聞かせる方がいいのです。
私は社会人になってから一切英語に触れず、子供が生まれて英語育児を意識したときには、「How are you?」にも答えられませんでした。
それでも、英語育児を通してTOEIC800点以上取れるほどに英語力があがり、10歳になる娘は簡単な英会話ならできるようになりました。
英語育児を続けていれば、子供と一緒に少しずつ英語力がアップします。
- 英語育児をしたいけど英語が苦手だからできない
- 英語が苦手な人でも歌える歌を知りたい
- 子供と一緒に自分も英語力をあげたい
という方は、ぜひ参考にしてください。
英語を歌で覚えるメリット
英語の歌はリズムがよく、日本の童謡よりもノリノリで子供のテンションが上がる曲が多いです。
英語を歌で覚えるメリットをあげると
- 英語のリズムが身につく
- みんなで英語を楽しめる
- 声を出すからスピーキングに役立つ
歌で覚えた英語フレーズは、会話の中でも自然にでてくるのが不思議なくらい。
初心者向けおすすめ英語の歌5曲
英語の歌を歌う自信がない方は、日本語でも親しまれている歌を選ぶのがおすすめです。
小さな子供も歌えるような簡単な歌もたくさんありますよ。
何度も子供と一緒に歌っている間に、発音も上達するんです。
以下に、おすすめの英語の歌を5曲ご紹介します。
ABC Song
だれもが知っている「ABCの歌」。
「A,B,C,D,E,F,G,…」と、アルファベットを覚えるのに最適で、「きらきら星」のリズムにのって歌う簡単な曲です。
最後の部分がいろいろな歌詞があるのですが、以下の歌詞が一般的です。
A, B, C, D, E, F, G
H, I, J, K, L, M, N, O, P
Q, R, S
T, U, V
W, X, Y and Z
Now I know my ABCs
next time won’t you sing with me?
発音ポイント
Twinkle Twinkle Little Star
日本では「きらきら星」の名前でよく知られています。
Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.
この「little star」の発音が、日本人には意外と難しいんです。
でも、歌で歌えばすぐにマスターできますよ。
発音ポイント
Bingo Song
日本語では、「子犬のビンゴ」という歌で、「ビンゴ、ビンゴ、知ってるかい?子犬の名前はビンゴ」という歌詞です。
同じ歌を繰り返し歌い、そのたびにB-I-N-G-Oのアルファベットが一つずつ手拍子になります。リズムが楽しい歌ですね!
There was a farmer had a dog
and Bingo was his name-o
B-I-N-G-O B-I-N-G-O B-I-N-G-O
And Bingo was his name-o
英語で歌うとけっこうスピードが速く感じて、慣れてないとついていけませんが、歌詞は簡単。
リズムの強弱がわかりやすく、日本語にはない英語の強弱が身に付きます。
発音ポイント
Old MacDonald Had a Farm
日本語では、「ゆかいな牧場」という題で「いちろうさんの牧場で、イーアイ・イーアイ・オー」という歌詞が有名です。
マクドナルドおじさんの牧場の動物たちが順番にでてきて、動物が好きな子どもにうけます!動物の英語名と英語の鳴き方も覚えられます。
Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
And on this farm he had a duck E-I-E-I-O
With a quack-quack here, quack-quack there,
Here a quack, there a quack, everywhere a quack-quack;
Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
これは1番で、「duck」(あひる)が「quack-quack」と鳴くのがわかりますね。
発音ポイント
この歌は、CDつき絵本にもなっています。
If your happy and you know it
日本語では、「しあわせなら手をたたこう」でだれもが知っている曲です。
手をたたいたり(clap your hand)、足ぶみしたり(stomp your feet)は同じです。
If you’re happy and you know it, clap your hands
If you’re happy and you know it, clap your hands
If you’re happy and you know it, then your face will surely show it
If you’re happy and you know it, clap your hands
3列目は英語と日本語でリズムが違うため、メロディも少し異なります。
また、最後は「clap your hands」のところが「shout “Hurray!”」になります。
他にも、日本の歌同様にいろんなアレンジができます。
発音ポイント
これらの歌やYouTubeでも聞けますが、子どもと動画をみていると他の動画にうつってしまって最終的に英語の歌とは関係のない内容をみてしまうこともあります。
CDをひとつもっておくと、音楽だけを純粋に楽しむことができるのでおすすめです。
英語絵本でリズム感を楽しもう
英語絵本の中には、CDつきで安く買えるものがたくさんあります。
英語の歌を絵本にしたようなものは、比較的安く買えるよ!
たとえば、さきほど紹介した「Old MacDonald Had a Farm」は、しかけ絵本があって、目でも楽しむことができます。より理解力があがりますね!
もっと英語の歌を歌いたい!という場合は、 脳科学者・茂木健一郎さん推薦の「頭のいい子が育つ、 英語のうた45選」というCDつきの本があります。
童謡だけでなく、 アニーの「トゥモロー」やサウンド・オブ・ミュージックの「私のお気に入り」など、親しみやすいミュージカルソングも入っていて、大人でも「英語で歌ってみたい!」という曲満載です!
英語の歌で親子で英語力アップする方法
毎日たくさん歌っていれば英語のリズムは身に付きますが、意味がわからないとスピーキングに役立ちません。
ここで、英語の歌をつかって効率的に英語力を上げる方法をご紹介します。
1、音に合わせてたくさん歌う
まずは、英語の歌を何度も聴いたり歌ったりして、リズムを体にしみこませましょう。
このとき、歌詞はまだ見てはいけません。
聞こえたままの音を口に出して歌うことで、耳から英語の音やリズムがわかるようになります。
2、歌の歌詞をみながら歌う
歌詞を見ずに歌うと、どうしても聞き取れない部分がでてきます。
歌に慣れ親しんだら、歌詞をみながら歌ってみましょう。
「こういう歌詞だったのか!」という発見があるはず。
3、わからない単語や意味を調べる
歌詞をみても意味がわからない文がでてきます。
その場合は、日本語の訳をみたり、辞書で調べるなどして意味を確認しましょう。
子供の歌は一般的な洋楽のようなスラングはでてこないので、調べるとわかります。
4、覚えるまで歌う
歌詞を見ずに歌えるまで、たくさん歌いましょう。
途中で歌詞や意味を忘れてしまうこともあるでしょうが、何度も歌う間に覚えてきます。
身につけられれば、感情もつけられ、子供にも意味が伝わりますよ。
まとめ~英語の歌でリスニングもスピーキングも!~
英語の歌で英語力をあげるためのステップは以下のとおり。
- 子ども用の英語の歌を何度も聞く&歌う(歌詞をみない)
- 英語の歌の歌詞をみながら歌う
- 歌詞の中でわからない単語を調べる
- 覚えるまで何度も歌う
歌に使われている表現が実際の会話の場面ででてくると、意識しなくてもスラっと口からでてきます。
スラスラ言えない場合は、「強弱リズム」を意識して歌ってみましょう。
楽しく歌えるようになると、英語育児が楽しくなってきますよ!