- DWEで本当にバイリンガルになれるの?
- 日本語の発達が遅れるんじゃない?
- バイリンガルにならないんだけどどうしたらいい?
結論として、取り組み次第ではバイリンガルになれるけど、DWEのみでは限界があります。また、日本語の遅れはありません。
幼児からの英語教育、通称DWEは、ディズニー・ワールド・オブ・イングリッシュの略です。通称「ディズニー英語システム」。
DWEをやっている子は発音がよいと評判の教材。
我が家は娘が3ヶ月のときにDWEをはじめ、当時はバイリンガルをめざしていました。
現在小学2年生の長女は以下のようなレベルです。
- 簡単な英語なら読み書きができる
- テレホンイングリッシュで1回練習すればスムーズにやりとりできる
- オンライン英会話で簡単な会話ならできる
バイリンガルというには程遠いですが、DWEの効果は実感しています。
何より英語が楽しいという環境を与えられたので、DWEを買ってよかったとおもっています。
ここでは、バイリンガルになるためにDWEだけでは足りないこと、そしてこれから何をすべきなのかを、続けてきた経験からお伝えしたいと思います。
DWEについて詳しく知りたい方はこちら⇒ユーザー歴9年目のディズニー英語システム本気レビュー!口コミや評判も徹底解説!
早期英語教育で日本語の発達遅れはない
我が家でのDWEの取り組みは、聞き流し、見せっぱなしがメインでした。
- 0歳~3歳のプレイアロング時期は、見ながら一緒に遊んだり
- イベントには積極的に参加
- テレホンイングリッシュとファン・フォン・イングリッシュは気が向いた時だけ
また、DWEの他にも、英語絵本を読み聞かせしたり、テレビ番組(おさるのジョージとかミッキーマウスクラブハウスなど)を英語音声にしたりと、できるだけ英語に触れる環境を作ってきました。
参考:【子供と一緒に英語学習!】親子の英会話に役立つおすすめ海外アニメ&ドラマ
DWEで英語ばかりインプットしていたら、日本語が話せなくなるのでは、と思う方もいるそうですが、まったくそんなことはありませんでした。
我が家には三人子どもがいますが、2歳半ごろで主語・述語が入った文を話していました。たとえば、「ぼく、おやつ、食べてないの」みたいな文です。まあ、標準かなと思います。
三人ともこんな感じだったと思うので、(一番下は今まさに2歳半ですが)言葉が特別遅れてたということはありません。
ちなみに、英語でも、「Hi! My name is 〇〇!」と上手にお話していますよ。
日本に住んでたら、嫌でも日本語が耳に入るし、両親日本語ネイティブなので、教えなくても覚えちゃいます。
そしてある程度の年齢になり、お友達と遊ぶようになるとかなり日本語優位になってくるので、テレビの英語音声も拒否されるようになります。
だから、DWEのインプットは心配せずにどんどんしてください。
DWEだけではバイリンガルはなれない
日本にいながらにしてバイリンガルを目指すことができるかといえば、正直、無理かもしれません。
バイリンガルを目指すには、完全に英語でないと気持ちが伝わらない環境におかなければいけません。
DWEもしょせん、DVDやCDでのインプットです。
それでも、英語に触れる機会をたくさん与えることで、英語を受け入れられるようになります。
なじみのない言葉は頭の中で自動的にスルーされるようになっているそうです。
とはいえ、やっぱりインプットメインで、コミュニケーション手段として使いこなすのは本当に難しい!
子どもは以下のことを繰り返して、言語を習得していきます。
- 身近にいる両親の語りかけを何度もきく
- 何度もまねをする
- 周囲に少しずつ修正してもらう
- 正しい言葉の使い方がわかってくる
そのため、身近な人で英語ネイティブ並みの発音と語彙力をもつ人がいない場合は、バイリンガルになるのは難しくなります。
日本で生活していたら、英語圏の人と会話する機会はほんとに少ないですよね。
英語育児のために、親が英語を学んでいるパターンも多いです。
私もオンライン英会話を中心に英語力を磨き、J-shine資格とっています。
参考⇒【本当にJ-shine資格がとれた!】アルク児童英語教師養成コースの体験談!中身も大公開
<< オンライン英会話についてはこちら >>
DWEで足りないものはアウトプット
なんとなくDWEをしているだけではアウトプットが不足します。
英語でいわれていることはわかるけど、話せないのは日本人あるある!
DWEレッスンが本格的にはじまれば、ステップ・バイ・ステップという教材にうつります。
これで、今までのインプットをアウトプットに移行する訓練ができるように感じました。が!やっぱり足りない・・・
DWEには他にもアウトプットの機会を作ってくれるサービスがあります。
- テレホンイングリッシュ
- 週末イベント
- キャンプなど宿泊イベント
DWEの英語教室「ABCクラブ」や「ABC online」というサービスもあります。
他のお友達とレッスンすることでアウトプットの機会を増やすことができます。
参考⇒【DWEの英語教室】ABCクラブのチューターの発音どう?体験した感想
アウトプットの環境を整えるには
アウトプット環境を整えるポイントは、もうとにかく親の努力です。
そのポイントを3つ挙げてみました。
親子のDWE時間を増やそう
DWEって「DVDさえ見せていれば英語が話せるようになる」と誤解されている方も多いですが、まったくそういうことはありません。
例えば、プレイアロングの曲の中で、以下のようなシーンがあります。
- 「Give the ball to me.」(ボールをちょうだい)という歌詞
- 服を着せながら、「One leg, and the other leg.」とズボンに足を通すシーン
これをうまく使って、お風呂上りのパジャマを着たがらない時に
(パジャマをちょうだい。はい、こっちの足、もう一つの足。」
とすると、うまくいくことがありました。
DVDを見てるだけでも英語を吸収しますが、日常で同じ表現を使うことで、より身に付きます。
DWEの表現をうまく生活に取り入れていくことで、インプットとアウトプットがつながります。
ただし、親がこの表現がすぐに言えるくらい、一緒にDWEに取り組む姿勢が大切です。
イベント、テレホンイングリッシュ、お手紙でアウトプット
さきほども述べたアウトプットのためのDWEサービスは、
- 週1回のテレホンイングリッシュ
- 週末イベント
- 2ヵ月に1回くるワールドファミリーマガジンのおたよりなど
参考:【DWE特典満載!】ワールドファミリークラブ会員とは?入会のメリットと退会方法
テレホンイングリッシュは週1回、決められた曜日のみです。
レッスンもある程度決まっていて、以下の種類があります。
- 一緒に歌を歌うソングレッスン
- DWEレッスンにそった会話レッスン
- ファン・フォン・イングリッシュにそったレッスン
- フリートークなど
アウトプットの機会としては、テレホンイングリッシュが一番です。
しかし、週1回、時間は内容によりますが、一人5分から10分くらいです。
ここでどれだけ発揮できるかが勝負です。
週末イベントは別途料金が必要ですが、とっても楽しくて、親子ともに楽しめる内容になっています。
ただ、週末イベントはほとんどインプットかなと。
先生と触れ合う機会は
- 写真撮影
- スタンプをもらうとき
- キャップにサインをもらうとき
でも、どれも並ぶので、後の人のことを考えると長い会話は禁物です。
アウトプットの中でもライティングは、DWEではなかなか補えない部分。
これは、DWEマガジンのダニー先生へのお手紙を必ず取り組むようにしましょう!
抽選でプレゼントももらえますよ。
他にも、イベントで出会う先生へお手紙を書くのもいいでしょう。
ただ、小学生未満の子は、ひらがなカタカナも十分にかけないと思います。
ライティングに取り組むのは基本的には小学生以上でいいでしょう。
小学生以上になると英語の授業も始まってくるので、通信教育を利用するのもいいですよ。
ライティング学習はZ会が断然おすすめです。⇒Z会小学生コース専科英語でライティング力アップ!
オンライン英会話も選択肢に
これまで述べたように、DWEだけではどうしてもアウトプットの量が足りません。
親の英会話力によりますが、普通に生活していれば、日本語メインになってしまいます。
もし金銭的に余裕があるなら、オンライン英会話を利用しましょう。
オンライン英会話はだいたいが1コマ25分ですが、はじめは25分も集中力がもたないかもしれません。
その場合は、大人兄弟OKのオンライン英会話を選ぶといいでしょう。
参考:兄弟姉妹でグループレッスンできるオンライン英会話!メリットとデメリットは?
オンライン英会話は英会話教室へ通うよりも金額的にはかなりお得です。
お試しだけでも楽しめるので、DWEのモチベーションがさがったら時々取り入れる、という方法もおすすめ!
我が家はQQイングリッシュで週1回オンライン英会話をしています。無料体験だけでもアウトプットができて、今後の取り組みの参考になりますよ!
兄弟でポイントを分け合える!
まとめ
バイリンガルが無理だという話でしたが、バイリンガルの基準ははっきりしていません。
DWEで英語が身につくのは間違いありません。
ネイティブの子と同じように英語を使いこなすのは難しいですが、日本人として流暢な英語を話すことは可能です。
実際に、キャップ・キッズというイベントで、低学年くらいの子が堂々と流暢な英語でスピーチをしているところをみました。
うまくDWEに取り組めば、コマーシャルにでてくるようなスーパーDWEキッズができるわけです!
目標は、世界の人と英語でコミュニケーションがとれること。
DWEだけに固執せず、様々なサービスを使いながら、バイリンガルをめざしましょう。